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採用面接がもう山場を迎えている。

6月採用活動解禁。この協定が、すでに破られ、4月で面接のピークを迎えている。こんな動向が日経新聞で報じられました。
就職協定とは、大学側と主要企業間(経団連加盟)で結ばれた採用情報公開時期(説明会開始時期)と面接開始時期の協定のこと。2016年は面接開始は6月1日から。ということになっているのですが・・・。

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マイナビの調査によると、3月~5月に面接を開始する企業が全体の7割に達した模様。早くも就活(採活)の山場を迎えているようです。同時期に内内定を出す、と答えた企業、つまり採用決定を出す企業も5割に達しています。今年の就職(採用)マーケットは売り手市場と言われているため、学生を早く捕まえたいという企業心理が大きく働いている様子です。

マイナビ調査によると、全国2,240社から回答を得、その結果、面接開始時期は、4月が33.9%、6月21.9%、5月19.6%、3月16.9%。7割の企業が解禁前の5月までに面接を開始する予定です。近年にない、売り手市場の中で企業が学生の囲い込みを急ぐ姿が浮き彫りになっています。経団連に加盟していない外資系や中小企業ならまだしも、加盟している大企業も水面下で面接を進めているようです。

学生に自社の採用試験に臨んでもらえるように、各社工夫を凝らす。大手損保では経営トップが自ら説明会に登場したり、大手電機ではエントリーシートの提出期間を延ばしたりと、学生にとって応募しやすい環境づくりに努力する。就職協定どこ行った、といった今年の就職(採用)戦線ですが、優秀な人財獲得のためには、背に腹は代えられないといった企業心理も働き、すでに4月で混戦模様を呈し混沌としてきています。