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今どきの大学生の結婚・出産・育児と仕事観

男性女性とも結婚する前までは彼ら彼女らの仕事への意識はそう大きくは変わりません。

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マイナビの調査(2016年卒の大学生対象)で、若者(大学生)の結婚・出産・育児と仕事観について興味深い結果が出ています。それは男女間で考え方に大きな差があるということです。

まずは結婚・出産・育児という大きなライフイベントを迎える女性に関して調査をみていくと、希望する働き方として、約50%強の女性が、「結婚・出産・育児を経た後も結婚・出産・育児前と変わることなく働き続けたい」と答えています。つまり子供を産んだ後も子育てをしながら働き続けたいと答えているのです。また、結婚前と結婚後の働き方では、約60%強の女性が「働き方を変えることなくいたい」と答えています。つまり結婚に左右されて働き方を変えるのは嫌だと答えています。

これに対して伴侶となる男性が妻となる女性の働き方を考えた場合、約半数(50%)の男性が、「奥さんになる女性は働き方を変えてもいい」と思っているようです。たとえば、社員からパートになるといったことです。女性は結婚後もできるだけ社員のまま仕事を続けたいと考え、男性は、女性は結婚後に働き方を変えてもいいと考えていることになりますね。

今後日本国内の就労人口が減っていくことは確実です。こんな先細りの国内就労環境に対応していくために、積極的な仕事観を持っている女性の活躍の場を増やすことを企業側として考えたいものですね。今までは結婚後会社を去ってしまっていた女性。結婚後、出産後でも安心して、会社や仕事に復帰できるシステムの整備が急がれるのではないでしょうか。