【インタビューvol.2】
私はここを見て応募を決めました
現役社員に就活生当時を振り返るインタビュー。
今回は、空間装飾花事業に勤めたMさんにお話を伺いました。
■どのようにしてその会社を見つけられましたか?
リクルートサイトにて、見つけました。
私が就活していた時期は、就職氷河期の中でも最低だと言われている時でしたので、リクナビ・マイナビに登録し50~60社近くはエントリーしたのではないでしょうか。周りも同じか、それ以上の数を受けていたと思います。
今思い出しただけでも、あの時期は就活に追われて、学業はそっちのけでしたね(笑)。
■エントリーする際、最も重要視していたのはどの点ですか?
一番重視していたのは、給与と休日日数だったと思います。福利厚生や女性社員への待遇がどの程度あるのかも、気にしていました。
あとは、会社の雰囲気が分かるような写真や情報が載っている企業に関しては、安心してエントリーできました。OB・OG訪問の制度もありましたが、正直なかなかお願いし辛いのが、学生の本音だと思います。ですので、私自身はエントリーした企業の自社サイトを必ずチェックし、採用情報や社員情報を確認していました。
その際に採用サイトがある企業には、特別好印象だったことを覚えています。やはり先輩社員の写真やメッセージなどは、会社の雰囲気がイメージできるので有り難かったですね。
■入社を決めた理由を教えてください。
入社の決め手は、自分がこの会社に入社したら、笑顔で楽しく働いている想像が出来たから、です。
会社見学・説明や面接を通して、会社の雰囲気・社員さんたちの人柄が伝わってきたのが大きかったように思います。特に面接では3回ほど社員の方と行い、その際の雰囲気も非常に和やかであり、私個人に対して真摯に向き合って面接をしてくれているのが分かりました。
不安いっぱいの就職活動中に、企業への安心感を得られたことで、入社を決意しました。感覚的ではありましたが、自分の直感を信じたおかげで入社後はスムーズに社内の仕事・雰囲気や先輩方に馴染むことができたと思います。
■就職活動時、採用活動に関して疑問に思っていることなどはありましたか?
「社会」という未知の世界に踏み込む学生にとって、何もかもが不安だらけな就職活動だと思います。さらには学生の集大成である、卒業論文の時期と重なっていることで、学業にもより一層の力を込めなくてはいけない。そんな中で、自分の将来を大きく左右する「就職先」という、大きな決断を下すのは至難の業なのではないかと感じています。
もっと、じっくり自分と向き合いながら就職活動ができるような制度になれば、学生と企業にとってもよりよい「就職活動」「採用活動」になるのではないでしょうか。