挨拶からすべてが始まるのです
挨拶に始まり挨拶に終わる、と言っても良いほど挨拶は人生を司ります。え、挨拶が人生を司るってどういうこと?と思った方いらっしゃいますか・・・。
挨拶が人生を司る、少し言い方を変えると、挨拶で人生が変わる、ということになりますでしょうか。挨拶で人生が変わるなどとそんな大げさなことを言ってもらっては困るよとおっしゃる人もいらっしゃるかと。これはどういうことかと言えば、挨拶が人間関係の潤滑剤になっているということなのです。
潤滑材ということはその人が人間関係を構築するためのきっかけになっているということになります。考えてみるとすぐわかりますが、皆さんが関わっている(あるいは関わった、関わろうとしている)学校も社会も家庭も全て人間関係の集りみたいなものです。先生と生徒、上司と部下、お客さまと取引先、夫婦と子供、これらは全て人間ひとりだけで構築しているものではなく複数の人間がある時は複雑にある時は単純に関わりあっている関係と言えますね。人間関係を構築するとは、ある人とある人が知り合いになることです。知り合いになっていろいろな関係が生まれてきます。先生と生徒も学校という環境で知り合って(出会って)その関係を構築するし、上司と部下は会社で出会いますし、夫婦も社会のどこかで出会った結果です。最初の出会いがあってそしてそこには何らかの挨拶が存在していました。初めまして、こんにちは、ありがとうございます、などなどの挨拶が存在していたはずですね。挨拶があったから今の自分を取り巻く環境ができあがっています。ということは挨拶をすればするほどこんな人間関係が無数に広がっていくということになります。人間関係が拡がっていけば情報の数も広がっていくので、学校や会社や仕事や結婚相手の選択肢も広がっていくことになります。広がっていくとその中で良い選択ができるチャンスも広がるので、とどのつまり人生を変える、人生を司るということが出来るのではないでしょうか。
実は私も挨拶は得意ではありません。挨拶がもっとうまくなればどんなに得するだろうといつも自己嫌悪です。同じ町内やマンションに住む人、ゴルフ場で会う人、できれば道行く人にももっとスムーズに自然に挨拶ができればどんなに良いことが待っているのだろうかと思う毎日です。