悲鳴!新卒がとれない!
昨今の人手不足は新卒採用はもちろん中途採用にまで及んでいます。
あらゆる業種や職種で人手不足が深刻化しています。
ではこのまま手をこまねいていて良いのでしょうか。
そこで今日は少しでも採用を成功させるためのヒントを。
■現代の情報源、それはWEB
現代では皆さんはどのような情報源から情報を受け取っていますか。
そう考えると圧倒的にWEB経由が多いことを実感するはず。
何か調べものをしようとすると圧倒的にWEB経由で調べることでしょう。
特に年齢が下がれば下がるほどその傾向は顕著です。
では貴社はどのような年齢層のひとを求めているのでしょう。
おそらく20代や30代のこれからの会社を担ってくれる年齢層の採用を
希望しているケースが圧倒的に多いことと思います。
そこでズバリお聞きします!
皆さんの会社のホームページ内コンテンツに採用しようとしている人たち向けの情報はありますか?
入社を考えている人が閲覧した際、貴社に入社した場合の教育態勢や仕事内容をおおよそ理解できるコンテンツをそろえていますか。
実は多くの企業がそのようなコンテンツを持たないまま採用活動を行っているのが現状なのです。
会社に長く勤務している人にとっては日常の会社業務や教育、ルールは日ごろから接しているので知っていて当たり前なこと。
でもこれから入社してくる人たちにとってはそれらは当たり前に未知の世界のものです。
たとえば貴社と他社へ就職を比較検討している人がいると仮定して考えてみます。
貴社は採用に特化したサイトがない。他社にはそれがある。
この場合、その就職希望者はどちらの会社をまず訪問するでしょう。
十中八九採用の情報サイトを持っていて事前に会社の雰囲気や考え方を知識として受け取ることができる他社に行くはずです。
この場合、貴社は就職希望者に会う機会を逸しています。
このように考えると採用できないことを嘆く前に就職希望者へこのような情報の道筋を考えてあげることが先決ではないでしょうか。
新卒と中途。それぞれでコンテンツを考え各々の専用サイトを制作する方がより効果があります。
採用を成功させる動線 採用ブランディング
ではどのようなコンテンツが必要なのでしょうか。
皆さん、採用ブランディングという言葉を聞いたことはありますか。
これは製品ブランディングの企業バージョンです。
ブランドは、信頼・安心・品質の代名詞です。
企業の信頼・安心・品質を就職希望者に訴える活動が採用ブランディングと考えます。
えっ、うちの会社にそんなものはないよ、と思われた方がいらっしゃればそれはご安心ください。
どの会社にも信頼・安心・品質は必ず備わっています。もし本当にないのであればこれから創っていこうと考えます。
採用ブランディングを進める際に最も大事なことがこの会社の信頼・安心・品質を皆さんで見つめ直すこと。
実は多くの企業がこの信頼・安心・品質をよくわからない状態、あいまいな意識、ぼんやりしたイメージでとらえています。
まずはこのことを解消する作業を行います。
社長・役員・幹部社員・一般社員を巻き込んで鮮明化させることからスタートです。
実はこの紙面上でその工程を逐一お話することは紙面の都合上、また筆者の能力上、不可能です。
現在、書籍やWEBサイト上で、採用ブランディングのことを語っている専門書や
それを専門にアシストしているサイトがあります。
競争を勝ち抜く採用ブランディング専門サイト( https://saiyo-branding.fands-c.com/)があります。
最後に採用ブランディングにはそれなりの予算が必要となります。
筆者の取材した経験からはそこにかけた経費は必ずと言いきっていいほど効果を生んでいます。
300万円の予算を使っても採用ブランディングの効果で新卒が毎年数人採用できると考えると費用対効果はいかほどでしょう。
媒体費のみをいたずらに使って肝心の受け皿がなければ経費の垂れ流しかもしれません。