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学生の能力を推し量る説明会運営

会社説明会で使用するプレゼンテーションスライドの出力(持ち帰り用出力)は
準備する?

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皆さん、会社説明会の際にパワーポイントによるプレゼンテーションスライドを準備されるのではないかと思います。その際、説明するスライドの内容を出力した用紙(学生が自由に書き込んだり持ち帰ったりできる出力用紙)も学生の手元に準備されていますか。
これは、極力準備してあげてほしいと思います。準備しないと学生は画面の内容を一所懸命記録することに専念してしまってあまり話を聞いていない状態になってしまいます。

話し手も、聞き手(学生)が記入するスピードに自分を合わせるわけにはいかないので、どんどん話は先に進んでいきます。そうすると話し手聞き手双方ともタイミングがずれてしまってこれはあまりよろしい状態とは言えません。学生は如何せん社会人未経験者です。
社会人大先輩の話し手(この場合企業側の採用担当となります)が説明会で話す内容を一言も聞き漏らすまいとして学生の性分で一所懸命にノートをとろうとしてしまいます。本来話し手が話す内容は全てを記録する必要はなく、学生に本当に記録してもらいたい内容は話の中のごくわずかな部分であろうかと思われます。これでは大変効率が悪いですね。出力した用紙が手元にあれば学生がメモする部分は話の要点だけでいいし、話し手がどうしても理解してほしい点があれば、学生にその要点を伝えて出力用紙に直接メモをとってもらえば尚効率的な会社説明会の運営が行えます。説明会参加人数が数十人あるいは数百人単位になればその全員分の出力を準備ということになるとその出力用紙準備は大変な労力になりますが中小企業の場合はそこまで人数が増えることはめったにないのでは。
手元資料があることで学生は安心して説明会の話に集中してくれるはずです。

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前方に投影されたスライド画面に集中してくれることで自然と顔が上がって話し手からも学生の表情や目の輝きや聞き方がよくわかります。その情報から仕事の基本的能力をみてとることができます。説明会とはいえ面接に先駆けて良い素質ある学生への素早いアプローチが可能になります。