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2016年。選考(面接)開始時期が変更に!

2015年に「8月採用選考(面接)スタート」というスケジュールが採用されたが、2016年度は「6月採用選考(面接)開始」と、たった一年でスケジュールが変更されることに!

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採用選考とは面接(内定の通知を含む)のこと。ですから面接に至るまでの前提であるエントリーシート提出や適性試験実施は6月以前に実施されるということになります。さかのぼる2014年はたしか4月が採用選考開始だったので、2016年のスケジュール6月採用選考開始は2014年と2015年のちょうど間に位置するということになりますね。2016年採用スケジュール提唱には、学生からは歓迎と非難の声が入り混じったそうです。

学生側にとって、6月選考開始によってもっとも影響があることは、企業研究をする時間が減る、ということ。2015年採用活動は企業側が6月~7月にかけて、説明会をはじめ、質問会や懇親会を開催し、「学生からは、志望先企業の社員と接する機会を多く持たことで自分と志望先企業が合うかどうか確認することができた」という声もあがりました。2016年は2ヵ月前倒しになることで、学生の企業研究が充分進まないうちに選考が始まってしまう恐れも。学生にとっては、学校内や学校外で開催される業界セミナーや説明会に参加してできるだけ早めに企業研究を始めることが肝要となります。

3月以降の企業説明会は説明会で志望するか否かの判断をするというより、本選考を受けるくらいの気持ちで臨むと良いようです。またインターンを実施する企業があれば積極的に参加することをお勧めします。興味のある企業があれば、積極的な行動も就職活動戦術。OB訪問も効果的。志望先企業で先輩がいれば、連絡をとって会ってもらいましょう。大学の先輩なので本音で会社のことを話してくれることも多く、より現実に近い職場の雰囲気や働き方を知ることができることも。

大企業のエントリーシート提出時期は4月中旬がピーク。学生のエントリーシート提出数の平均は20社前後。この時期は一日に数社分のエントリーシートを書く必要にも迫られるでしょう。面接は6月1日から一斉に始まり、2~3週間以内で最終面接まで実施する企業も多い。就職活動開始から選考まで三か月という過去最短スケジュールでの就職活動となる模様です。

2015年は解禁日前に選考を始める企業も多く、2016年も企業研究や選考試験対策も早めにとりかかるべきでしょう。